日中両国の有識者による「日中歴史共同研究委員会」は31日、報告書を公表した。2006年から学識者が進めてきた研究結果を盛り込んだ550ページに達する報告書は、総論に続き、古代・中世史、近現代史の部分で構成されている。近現代史には文化大革命、天安門事件など1945年以降の事柄は含まれなかった。
第二次世界大戦までの近現代史では、日中戦争当時の南京事件について、日本側が「日本軍による集団的虐殺事件が発生し、強姦(ごうかん)、略奪、放火も頻発した」と認める一方で、焦点の犠牲者数に関しては「20万人を上限として、4万人、2万人などさまざまな推計がある」と主張した。これは「30万人」を主張する中国側と隔たる数字だ。
満州事変に関しては、中国側が「侵略」と断定したのに対し、日本側は「関東軍の謀略を日本政府が(事後に)追認した」とのあいまいな評価を譲らなかった。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20100202000027
資料擷取時間:2010/02/02
資料摘要:南京事件犧牲數 中日主張不同
透過中日兩國有識之士成立的「日中歷史共同研究委員會」,在1月31日公告報告書。整理了2006年以來相關學者進行的研究成果,總計達550頁的報告書;接續總論,以古代,中世史,近現代史的部分構成。近現代史部分,不包含文化大革命,天安門事件等等1945年以後的事件。
到第二次世界大戰為止的近現代史當中,關於日中戰爭當時的南京事件:一方面日本方面承認,發生了以日本軍為集團的虐殺事件,強姦,掠奪,縱火也經常發生。但關於受注目的犧牲者數目,日方主張以20萬人為上限,另有4萬人、2萬人等等的推算。這與中國方面主張犧牲者30萬人的數字相差甚多。
此外,關於滿州事變,相對於中國方面認定是「侵略」行為,日本方面曖昧地表示:「日本政府事後追認了關東軍的謀略」。
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